2004年03月16日 |
PSPの2月の出荷、前年同月比96.3%の8,710t |
昨年3〜今年2月の合計は前年並みの12万t弱 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:発泡スチレンシート工業会 |
発泡スチレンシート工業会が15日に集計したところによると、同シート(PSP)の2月の総出荷数量は8,710tとなった。 前月の実績を3.4%上回っているものの、前年同月に対しては3.7%の減少となっている。消費量が最も多いロールトレー(トレー用原反)が5.5%減となったのが前年同月割れの最大の要因。反面、ロール一般(一般用原反)は7.9%増と高成長を遂げた。 1月の総出荷量との合計は1万7,130tで、前年同期の実績を3.1%下回っている。この場合もロールトレーの3.7%減が大きく影響している。 一方、昨年3月から今年2月までの1年間の総出荷数量は11万9,560tとなった。前年同期比は99.0%なので、おおむね前年並みといえる。メーンのロールトレーは1.3%増であり、またラミネート丼用も2.1%増と着実な伸びを遂げているが、他の2品種の減少をカバーするまでには至らなかった。 PSPの2月の出荷実績は以下の通り。単位はトン。かっこ内は前年比。右は昨年3〜今年2月の累計。 ▽ロールトレー 3,580( 94.5%) 51,970(101.3%) ▽ロール一般 1,920(107.9%) 24,050( 95.5%) 小計 5,500( 98.7%) 76,020( 99.4%) ▽ラミネート丼 2,460( 99.2%) 31,660(102.1%) ▽ラミネート一般 750( 75.8%) 11,880( 89.1%) 小計 3,210( 92.5%) 43,540( 98.2%) 合計 8,710( 96.3%) 119,560( 99.0%) |