2002年05月23日 |
JEPSRA、新会長に佐藤剛・日立化成副社長を選出 |
副会長には笠原賢二・FS組合理事長を再選 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:発泡スチレン工業会 |
発泡スチロール再資源化協会(JEPSRA)は22日に開いた定時総会で、乾佐太郎会長(鐘淵化学工業専務)の任期満了に伴う新会長に佐藤剛・日立化成副社長を選出した。佐藤氏は第11代会長。同氏は発泡スチレン工業会会長との兼務になる。任期は1年。 また、副会長には笠原賢二・日本フォームスチレン工業組合理事長(笠原工業副社長)を再選した。 佐藤新会長の挨拶(概要)=現在は社会全体が循環型社会の構築を目指して活発な動きを展開しており、JEPSRAも、EPSのリサイクル率を2005年に70%に引き上げることを主眼とする第3次5ヵ年計画の実行に懸命に取り組んでいるところだ。引き続きこれからも、リサイクル拠点「エプシー・プラザ」の体制強化や各地の卸売市場におけるリサイクル処理機の導入ならびに再資源化システムの整備などの助成策を積極的に展開しながら、着実に目標をクリアしていきたい。こうした狙いをきちんと果たしていくためにも、EPSの需要拡大は不可欠だ。EPSの優れた素材としての特性、特に環境にやさしい素材である点を需要家や消費者に十分理解していただいて新しい市場を開拓していくようにしたい。 ▽佐藤剛・新会長の略歴=秋田県出身、61歳。昭和40年慶大経済学部卒。同年日立化成入社。同63年海外営業所第2部長。平成6年海外営業本部長。同8年半導体・液晶材料事業部副事業部長、営業統括本部副本部長。同9年取締役。同11年常務取締役電子デバイス材料事業統括部長。同12年同営業統括部長。同13年取締役副社長営業本部長。 |