2004年03月22日 |
昭和電工、平成ポリマーを完全子会社化 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は22日、株式交換により平成ポリマーを完全子会社化すると発表した。平成ポリマーは、昭電にとって合成樹脂加工製品事業の中核会社で、2001年には包装材料や容器向けラミネート材料事業を昭電グループへ事業譲渡し、合成樹脂クロス・フィルム事業へ経営資源を集中した。また、2003年には医薬・食品等向けに高いクリーン度の機能性フィルム生産設備を新設するなど積極的な施策を展開中である。 しかし、輸入製品との競争が激しさを増す一方となってきたため、昭電では株式交換によって同社を完全子会社化し、より強力な支援のもとで事業強化を図ることにした。 今後は昭電グループとして一層の収益基盤強化を図り、コスト構造と事業体制を構築するため、合成樹脂加工事業のもう一つの中核会社である昭和電工プラスチックプロダクツと平成ポリマーの事業統合・再編を検討していく。 平成ポリマー1株に対して昭和電工株0.41株を割当交付する。平成ポリマーは今年7月28日付で株式の上場を廃止する。株式交換の日は8月3日の予定。なお昭和電工は、株式交換にあたり、普通株式4,732,196株を新たに発行し割当交付する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0322sdk.doc |