2004年03月24日
三菱ガス化学、水処理剤事業を再編強化
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:三菱ガス化学

 三菱ガス化学は、水処理剤事業を強化するため、4月1日付で100%子会社のダイヤ水処理サービス社に同社及び販売子会社菱江化学の水処理剤営業チームを移管・集約化し、社名を「ダイヤアクアソリューションズ」に変更する。

 水処理剤事業の拡大には顧客に密着した営業と技術サービス業務の強化が不可欠と判断し、体制の一本化を図ることにした。

 中期的には、現在主力である空調用をはじめとする水処理剤(ブランド名:デスライム,コントライム)分野で顧客満足度を上げることにより顧客との安定的な取引の維持を図りつつ、冷凍機保守企業との提携等の方策により潜在需要を掘り起こし、3年後に販売量の倍増を狙う。

 なお、三菱ガス化学の水処理剤事業の特徴は化学品メーカーとしての研究開発力にあることから、今後とも基礎研究は薬品製造とともに三菱ガス化学本体にて行う。また、三菱ガス化学は既存水処理剤以外にも多くの環境関連薬剤の研究を進めており、随時市場に投入していく予定。新体制会社は、平成18 年度20億円の売上を目標にしている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=1970