2001年11月15日 |
石化製品10月の実績、大橋会長“デフレスパイラル”強調 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:昭和電工 |
石化協は15日、10月の主要石化製品の生産実績を発表したが、低密度ポリエチレン、ポリプロピレンなど一部を除き大半が前年割れとなった。 エチレンの1~10月累計は611万8,500トンで前年比3%の減少。なお回復の道のりは遠そうだ。 大橋光夫会長は(昭和電工社長)は記者団に「状況は一段と悪化している。石化産業に限らず日本経済全体が厳しい状況にある。個人所得が減り、消費が落ち、値段が下がる。いまやデフレスパイラルに入った。企業収益も悪化しているが出口はまだ全然見えない」と、事態が深刻であることを強調した。 主要石化製品の10月の生産実績は別表の通り。 2001年10月主要石油化学製品生産実績(表) ※iモードではご覧頂くことができません。 |