2004年03月29日 |
経産省「PRTRデータ」公表、総排出量7.1%減少 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:環境省 |
経産省は29日、「化学物質排出把握管理促進法」に基づき、事業者から届出のあった、平成14年度の化学物質の排出・移動量の集計結果を「PRTRデータ」として、環境省と共同で公表した。 届出があったのは製造業の10,483(うち化学工業2,088)事業所を含む、全国34,517事業所で、大気や公共用水域などへの化学物質の総排出量は290千トン、総移動量は217千トントンだった。 前年度(13年度)と比較して、届出事業所数(13年度=34,820)はわずかに減少したが、ほぼ同数だった。総排出量は▲7.1%(▲22千トン)減少し、総移動量はほぼ同様(0.5%、1.1トン増加)だった。概要は以下の通り。 【排出・移動量の上位5物質】単位:千トン (1)トルエン :170 (2)キシレン :59 (3)塩化メチレン :34 (4)マンガン及び化合物 :29 (5)鉛及びその化合物 :17 【主な業種別届出排出量】単位:千トン (1)輸送用機械器具製造業 ;53 (2)化学工業 :39 (3)プラスチック製品製造業 :31 (4)出版・印刷・同関連産業 :22 (5)パルプ・紙・紙加工 :21 (6)金属製品製造業 :18 (7)非鉄金属製造業 :16 (8)ゴム製品製造業 :13 |