2004年03月29日 |
日化協、「有害6物質排除」の日経記事を強く否定 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本化学工業協会 |
日本経済新聞が29日付朝刊で「電気製品、有害6物質排除ー電機・化学業界が連携」と伝えた記事について、日本化学工業協会(中西宏幸会長)は同日、「当協会は、この件に関する取材を受けていない」とし、記事中にある「仕組み作りで化学工業界と合意した」は事実に反するなど、記事内容をほぼ全面的に否定するコメントを緊急発表した。 【日化協コメントの要旨】 (1)この記事の出所は不明。本件について、日本化学工業協会は取材を受けていない。(2)見出し記事の3行目には「このための仕組み作りで化学工業界と合意した」とあるが、そのような事実はない。 (3)記事本文2行目「グリーン調達共通化協議会が有害物質を取り除くための統一ガイドラインを提案(中略)し日化協が受け入れた」とあるのは、事実に反する。 また、同コメントは、事実関係について、次のように述べている。 ◇日化協は、このような「ガイドライン」をグリーン調達共通化協議会から提案された事実はない。当該「ガイドライン」を受け入れた事実もない。 ◇記事で引用している「ガイドライン」は、「製品含有化学物質情報管理認証制度に関する調査報告書(案)」に添付されているものかと推定するが、この内容は一般に公表されていないし、日化協内部でも公表されていない。 ◇「製品含有化学物質情報管理認証制度に関する委員会」には当協会の委員が審議に参加しているが、委員会のミッションは仕組みを審議することにあり、「ガイドライン」を協会単位で受けるか否かの議論はしていない。 |