2004年04月01日
PPフィルムの2月の出荷はほぼ前年並み
OPPが微増、CPPが微減に
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会

 日本ポリプロピレンフィルム工業連合会の集荷によると、ポリプロピレン(PP)フィルムの2月の出荷数量は、OPP(延伸PPフィルム)が1万9,557t、CPP(無延伸PPフィルム)が1万1,373tとなった。

 前年同月の実績に比較すると、OPPは0.8%増、CPPは0.4%減となる。OPPがわずかとは言え前年を上回ったのは、最大消費分野である国内の食品包装用が0.2%減となったのを、輸出が27.6%もの大幅増となってカバーしたため。

 一方のCPPの場合は、逆に国内の食品包装用が0.4%増となったのを、輸出が52.8%に縮小して大きく足を引っ張った。

 もっとも、内需合計はOPPが1万8,854tで前年同月比100.0%、CPPが1万1,271tで同100.4%で、ともに前年の横並びとなっている。