2004年04月01日 |
2月の合成樹脂特恵輸入、タイが限度枠超え2週間停止 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:財務省 |
財務省は1日、2月末現在の特恵関税シーリング枠消化状況を発表した。合成樹脂類(項名13)の輸入額(2003年4月からの累計)は92億5,700万円で、前月からの増加分は6億円と低調だった。シーリング枠消化率は51.6%。前年同月の58.0%に比べてまだ低い水準にある。 国別では、タイからの累計輸入額が37億5,200万円と、一国当たり限度額の35億8,600万円を超えた。このため3月16日以降特恵扱いを停止したが、4月1日から新年度がスタートしたのに伴い受付を再開しため、停止期間は実質約2週間となる。 【13項・国別内訳(2月)】単位:1000円(カッコ内は昨年12月末現在) ◇タイ 3,752,662(3,570,003) ◇サウジアラビア 2,848,294(2,610,680) ◇マレーシア 1,463,881(1,371,378) ◇中国 672,079(616,547) ◇フィリピン 190,597(163,976) ◇インド 314,141(311,695) ◇ブラジル 15,750(12,600) ◇合計 9,257,404(8,656,879) |