2004年04月02日 |
中国の汎用樹脂の輸入、2月は軒並み前年の大幅増に |
旧正月明けの買い注文が殺到のせいか |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
大手商社の調べによると、中国による汎用樹脂の2月の輸入数量は軒並み前年同月の実績を大きく上回った。1月は全ての樹脂が前年を大幅に下回ったが、2月は対照的な姿となったわけ。 これは、旧正月の休暇期間が昨年の場合は2月であったが、今年は1月に早まったことによるものと見られる。つまり、旧正月明けの買い注文が今年は2月にずれ込むかたちで集中して出てきたことによる現象で、3月の注文はその反動もあって全体に不振に終わったようだ。 中国による各樹脂の2月の輸入通関数量は以下の通り。単位はトン。かっこ内は前年同月比。 ▽LDPE=141,463(127.0%) ▽L-LDPE=115,097(135.2%) ▽HDPE=240,541(165.9%) ▽PP=288,044(164.7%) ▽PS=104,681(119.9%) ▽PVC=186,294(167.5%) ▽ABS=161,049(140.0%) |