2004年04月02日
エチレン換算の輸出入数量、2月はともに微増
輸出ではSMとエチレンの伸びが目立つ
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

 経済産業省製造産業局が2日に集計したところによると、エチレンとエチレン系誘導品の合計の2月の総輸出数量は、16品目合計のエチレン換算量が18万4,700トンとなった。前年同月を2.1%上回っている。一方の総輸入数量は14品目合計で3万4,000トンとなった。前年同月比は2.8%増である。輸出もともに前年の微増にとどまったと言える。

 この結果、出超量は15万700トンとなった。前年同月を2.0%上回る規模である。

 主要品目の輸出の中では、SMの33.7%増(3万3,076トン)、エチレンの20.6%増(1万8,742トン)、HDPEの32.3%減(1万6,081トン)などが目を引く。輸入では、LDPEの7.0%増(1万1,280トン)、エチレンの11.4%増、(8,430トン)、EDCの29.8%減(6,670トン)などが目立つ。