2004年04月07日
呉羽化学・三共の「クレメジン」、韓国で現地企業が製造承認
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:クレハ、三共

 三共、呉羽化学の両社は7日、呉羽化学が開発し、三共が製造・販売中の慢性腎不全治療剤「クレメジン」について、韓国の食品・医薬品メーカーが同国内で製造承認を取得したと発表した。「クレメジン」は現在国内販売が好調だが、韓国で製造承認を受けたことで、今後の世界展開にも弾みがつくとしている。

 韓国では2002年10月、CJ Corp.社(ソウル市 代表 孫京植氏)と提携して、開発・販売権を許諾した。CJ Corp.社は、KFDA(韓国食品医薬品庁)に対して新薬承認申請を行っていたが、3月31日付けで同製品の製造承認を取得した。

【CJ Corp.社(シージェイ・コーポレーション)の概要】
 <旧名:チイルジェダン株式会社>

◇創業:1953年 
◇代表:孫京植(Sohn Kyung Shik)
◇資本金:103百万ドル(約113億円)
◇主要業務:食品、医薬(研究、開発、販売、製造)
◇本社所在地:韓国、ソウル市
◇従業員数:4,800名(内、医薬品部門650名 MR数200名)
◇売上高:2003年度 2,000百万ドル(約2,200億円)、内、医薬売上高 200百万ドル(約220億円)
◇主力品:腎性貧血治療剤 EPOKINE(Erythropoetin)、抗菌剤  CITOPCIN(Ciprofloxacin) 等

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=2009