2004年04月09日
トクヤマ「人件費削減計画」順調に進捗
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:トクヤマ

 トクヤマは9日、2002年度から3ヵ年計画で取り組んできた「収益構造の再構築」計画のうち、人件費部分の15億円の削減は、採用人員の削減や賃金カットなどにより、ほぼ目標通りの成果をあげていると発表した。このため緊急措置として実施してきた賃金カットは、2003年度末限りで終了する。
 
 同社は収益体質の強化を図るため、2002年度から2004年までの3ヵ年間に年間40億円の固定費削減を決め、このうち15億円分は採用抑制、退職不補充などによる人員合理化と、賃金カット、残業規制などの緊急措置で対応してきた。

 2002年3月末時点で2,860人いた雇用人員(単体)は、最終年度の2005年3月末には目標としていた2,650人を下回る、2,640人となる見込み。合理化計画は引き続き継続して実施する。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/0409tokuyama.pdf