2004年04月12日 |
昭電子会社、植栽・緑化用に袋ごと敷き詰める土壌改良材発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:旭化成、旭化成建材、昭和電工 |
昭和電工は12日、子会社の芙蓉パーライト(東京都中央区、海老原喜信社長)が、雨水や地中で短期間に自然溶解する生分解性紙袋を採用したことによって、公園や屋上緑化等の土壌改良、植栽工事に袋ごと敷き詰めるだけで土壌改良施工が簡単にできる、黒曜石パーライトの新製品「スーパービーナス」を開発、販売開始したと発表した。 黒曜石パーライトは、長野県和田峠で産出される黒曜石を約1,000℃で焼成・発泡して製造する。「ビーナスライト」の商品名で1972年の発売以来、緑化資材(土壌改良材)として幅広く活用されてきた。「スーパービーナス」も昨秋の発売開始以来、諏訪大社参道の地盤改良工事(約500〓)、荒川下水処理場の覆蓋緑化工事(20,000〓)等に採用されたほか、各地に多くの採用例があり、現在も引き合いは活発という。 芙蓉パーライト社では、「スーパービーナス」「ビーナスライト」を中心とする緑化資材の売上高を、現在の年間3億円から3年後には6億円に倍増する計画。 【芙蓉パーライト株式会社の概要】 (1)本 社:中央区小伝馬町2−4 (2)諏訪工場:長野県諏訪郡下諏訪町樋橋3041−1 (3)資本金:130百万円 (4)株 主:昭和電工〓60%、旭化成建材、大成建設、みずほコーポレート銀行等10社 (4)営業品目:黒曜石パーライト(フヨ−ライト、ビーナスライト、スーパービーナス、 ネットライト)及び関連製品オイルブロック、バチルアップなどの製造販売 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=2015 |