2004年04月13日 |
ポリプラスチックス「環状オレフィン・コポリマー」販売開始 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:ポリプラスチックス |
ポリプラスチックス(本社:東京都千代田区、神村安正社長)は13日、チコナ社(本社:ドイツ)と、同社の環状オレフィン・コポリマー「TOPASR」(商標:トパスR)の日本およびアジア・太平洋地域における輸入・販売について契約締結したと発表した。 ポリプラスチックスは、昨年始めから「TOPASR」の日本市場における事業性の検討を行なってきたが、液晶ディスプレイ、レンズ等の光学デバイス分野において急成長が見込まれるほか、包装材料分野及び医療・検査機器分野など、幅広い産業分野で大きな成長が期待されることから、輸入・販売事業を本格展開していくことを決めた。 「TOPASR」は、環状オレフィン構造を有する非晶性の透明なコポリマーで、PMMA(ポリメチルメタクリレート樹脂)に匹敵する光学特性や、PC(ポリカーボネート樹脂)以上の耐熱性、優れた寸法安定性など多くの特性をもっている。 このためレンズ、液晶ディスプレイ用導光板、光学フィルムなどの光学用途のほか、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)の改質用途向け包装材料、医療・検査機器分野、電子デバイス分野など幅広い産業分野向けに適した用途をもっている。 販売価格はグレードにより、キログラム当り700~2,000円、3年後には年間2,000トン、5年度には同5,000トンの販売を目指す。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0413polypla.doc |