2004年04月15日 |
藤沢薬品、注射用抗がん剤「FK228」米グロセスター社にライセンス |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:藤沢薬品 |
藤沢薬品工業は15日、米国グロセスター社(マサチューセッツ州)との間で、同社が開発中の注射用抗がん剤「FK228」について、グロセスター社が全世界で独占的に開発・製造・販売するライセンス契約を締結したと発表した。 「FK228」は、同社が創製した、ヒストンデアセチラーゼ阻害剤(HDAC 阻害剤)と呼ばれる新しいメカニズムを有する抗癌剤で、癌細胞の染色体構造を制御している酵素「ヒストンデアセチラーゼ」(HDAC)を阻害することにより、細胞周期の停止、血管新生抑制、分化誘導やアポトーシスを引き起こし、癌細胞の増殖を抑制する。現在、血液癌・固形癌の治療において米国でフェーズ〓段階にある。 【グロセスター社の概要】 (1)英文名: Gloucester Pharmaceuticals, Inc. (2)代表者: Jay Mohr (President and Chief Executive Officer) (3)本社所在地: 米国マサチューセッツ州ケンブリッジ市(Cambridge, MA, USA) (4)設立年月: 2003 年5 月 (5)事業内容: 抗癌剤の開発・販売 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0415fujisawa.pdf |