2001年11月14日
三井化学、タイでPPスパンボンド不織布企業化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三井化学

 三井化学は14日、タイでPP(ポリプロピレン)スパンボンド不織布を企業化するため現地法人Mitsui Hygiene Materials (Thailand) 社(MHM)を設立、同国ラヨン県イースタンシーポード工業団地に年産1万4,000トン設備の建設計画をまとめたと発表した。来月着工し、商業生産開始は2002年12月の予定。

 東南アジアではタイ、中国を中心に同製品の需要が大幅に増えているところから現地生産することにしたもので、日本国内(サンレックス工業、四日市市)の3万4,000トンと合わせて年産能力4万8,000トンとなり、アジアでのトップメーカーの地位がさらに強固なものになる。

 MHMは社長が鈴木憲二氏(三井化学取締役)、資本金1,320万ドル(同社100%)で、本社をバンコク市内に設置。