2004年05月14日 |
PSの4月の国内向け出荷、前年を2%上回る |
生産は定修の集中で21%減に |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会が14日に集計したところによると、PS(ポリスチレン)の4月の生産量は前年同月を大幅に下回ったが、出荷は国内向けが順調な伸びを遂げたため前年同月の横並びとなった。 生産は7万3,846tで前年同月を21%も下回ったが、これは3社5工場が定修のため運休したことによるもの。ちなみに前年同月は1工場だけであった。 一方の国内向け出荷は7万6,001tで前年同月を2%上回った。FS用の18%増が特に注目される。包装用も2%増と着実な成長を遂げた。ただし、電機工業用は10%減と低迷が続いている。 輸出は、依然として各社が特定の需要家向けに成約を絞っているため3,447tにとどまった。前年同月を21%下回っている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0514smps.tif |