2004年05月14日 |
日本ゼオン・3月期決算、過去最高益 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:日本ゼオン |
日本ゼオンは14日、2004年3月期決算を発表した。高機能樹脂や高機能フィルムなどIT関連事業の好調から、経常利益(連結)は前年比40.0%増の137億円、当期純利益は50.4%増の45億8,800万円と大幅増益となり、過去最高益を計上した。 連結の部門別では合成ゴムなどのエラストマー素材事業の営業利益が前期比28.7%増の93億6,700万円、高機能材料事業が同65.3%増の75億1,800万円と大きく伸びた。 高機能材料では高機能ケミカルで15億円増、高機能樹脂で43億円増となった。同樹脂はカメラ付携帯電話のレンズ(ゼオネックス)、電子機器用のフィルムや加工品(ゼオノア)で構成している。 来年3月期の業績としては売上高が2%増の2,176億円、最終利益が70%増の78億円を見込んでいる。 【日本ゼオン・3月期(連結)業績】単位:百万円(カッコ内は前年比%) ◇売上高 213,297(1.1) ◇営業利益 17,897(38.3) ◇経常利益 13,712(40.0) ◇当期純利益 4,588(50.4) ◇1株当り純利益 18.74円(12.41円) ◇ROA 6.3(4.4) (連結子会社数:24社) 【2005年3月期通期の業績(連結)予想】 ◇売上高 217,600 ◇経常利益 17,000 ◇当期純利益 7,800 ◇1株当り予想純利益(通期) 32円00銭 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0514nihonzeon.tif |