2004年05月17日
三井化学と出光石化、ポリオレフィン事業を統合
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:出光興産、三井化学

 三井化学、出光興産、出光石油化学の3社は2005年4月1日付でポリオレフィン事業を統合、新会社を設立することで合意した。公取委の事前承認を得た。
 
 三井・出光石化の両社が持つ、ポリプロピレン(PP)及びポリエチレン(LDPE、LLDPE、HDPE)の生産、販売、研究を統合し国際競争力の強化を図る。
 
 両社合わせた生産能力は、PPが年産136万トンで国内シェア44.8%とトップ、ポリエチレンは各種合計71万4,000トン(シェア19.7%)で国内第2位、両社合わせた売上高2,200億円(04年度)という大型ポリオレフィン事業会社の誕生となる。
 
 新会社の資本金は200億円で、出資比率は三井65%、出光35%、社長は三井、副社長は出光が指名する。本社は東京都港区・汐留シティセンターに置く。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/0517mitsui.tif