2004年05月19日
呉羽化学・3月期増益、体質転換効果あげる
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:クレハ

 呉羽化学工業は19日、2004年3月期決算を発表した。重点分野である樹脂製品、高機能材、医薬・農薬分野の拡大に注力する一方、採算性に問題のあった塩ビ樹脂、人工芝事業などからの撤退など、大胆な「高収益体質への転換」に取り組んできたが、これが早くも成果をあげ、前期比売上高(連結)はやや減少したものの、営業利益は14.2%増、経常利益は11,3増と2ケタ台の増加。当期純利益は187.8%増の41億8,300万円を計上した。
 
【呉羽化学工業・3月期(連結)業績】単位:百万円(カッコ内は前期比%)
◇売上高     135,020(△1.9)
◇営業利益    9,463(14.2)
◇経常利益    8,320(11.3)
◇当期純利益   4,183(187.8)
◇1株当り純利益  21.45円(7.13円)
◇ROA       4.8%(4.1%)
(連結子会社数:34社)

<2005年3月期通期業績(連結)予想>
◇売上高     140,000
◇経常利益    9,300
◇当期純利益   4,600

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/0519kurare.pdf