2004年05月20日 |
米国デュポン、中国でエンプラ製品群の生産能力拡大 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:デュポン |
米国デュポン(本社:デラウェア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:チャールズ・O・ホリデー・ジュニア)は19日(中国・上海時間)、中国での専用製造ラインによる特殊製品群の生産能力を拡大することで上海の樹脂加工メーカーと合意したと発表した。今回の能力拡大は、市場での合成樹脂特殊製品群に対する需要増加に応えるもので、2004年第4四半期から実施する予定。 対象となる製品群は、ザイテルナイロン樹脂の特殊製品(HTN芳香族ナイロン樹脂を含む)、Thermx(サーミックス)PCT樹脂、ライナイトPET樹脂、クラスティンPBT樹脂、ハイトレル熱可塑性ポリエステル・エラストマーおよびゼナイト液晶ポリマー。いずれも優れた強度、剛性、耐熱性、難燃性を特徴としており、特に自動車、電気、電子機器向け用途における厳しい要求を満たす。 デュポンにとって、中国の顧客にこれら特殊製品群を量産規模で同国内から提供することは初めて。中国地域での生産能力を高める今回の決定は、中国のエンジニアリング・プラスチック市場でのデュポンの優位性を裏付けるとともに、中国産業界に対するデュポンの継続的なコミットメントを示している。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=2180 |