2001年11月13日 |
SMの今年の国内需要は前年の11%減に |
スチレン工業会が予想、輸出は21%増 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会はSM(スチレンモノマー)の今年の国内需要と輸出の見通しをまとた。 それによると、国内需要は、PSをはじめとした誘導品の大部分の生産が需要の不振に伴って減少を続けているため前年の実績を11%下回って200万トン弱になるとの予想になっている。内訳は、PS向けが前年の12%減の99万8,000トン、AS、ABS向けが3%減の36万2,000トン、EPS向けが14%減の16万8,000トン、合成ゴム向けが5%減の15万3,000トン、不飽和ポリエステル樹脂向けが3%減の7万8,000トン、その他が19%減の24万1,000トン--となっている。 しかし一方の輸出は、中国向けが活発に推移しているので21%増の97万トンと100万トンの大台に近づくことになると見られている。 合計は2%減の297万トンということになる。 また、アジア全体の需要量は昨年の790万トンが800万トンにわずかに拡大するにとどまると想定されている。世界全体では、前年を若干下回って2,200万トンていどになるのではないかとの予想になっている。 詳細は別表。 http://www.c-nt.co.jp/data/ps/2001smpre.html">日本のスチレンモノマー ※iモードではご覧になることができません。 |