2004年05月25日
協和メデックス、酸化LDL測定試薬「MX」3社に限定発売
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:協和メデックス、三菱化学

 協和メデックス(東京都中央区、所 洋社長)は25日、血漿中の酸化LDLを測定する研究用試薬、酸化LDL測定試薬「MX」について、エスアールエル、ビー・エム・エル、三菱化学ビーシーエル3社への限定発売を26日から開始すると発表した。  

 同試薬は、低比重リポタンパク質(LDL)が酸化されたときに生成する脂質過酸化物(酸化LDL)の主要な構成成分の一つである酸化ホスファチジルコリン(酸化PC)を特異的に認識するモノクローナル抗体DLH3と、パーオキシダーゼ標識抗ヒトアポタンパク質B-100ポリクローナル抗体により、簡便に血漿中酸化LDLを測定するキットで、これにより、今後は、動脈硬化と酸化LDLの関係解明や酸化ストレス研究が進むとし期待している。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=2205