2004年05月26日 |
ソーダ大手、対豪輸出価格の引き上げへ |
今年下期分、トン25ドルアップ目指す |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:旭硝子、東ソー、トクヤマ |
東ソー、旭硝子、トクヤマなどか性ソーダ大手は、このほど各商社を通して豪州の大手アルミメーカーとの間で今年下期分の輸出価格交渉を開始した。 多くのソーダメーカーが、今年上期分をトン当たり25ドル上回るCFR140ドルへの底上げを目指していく構え。今年上期分は昨年下期分を20ドル下回るレベルでの決着となったが、最近はアルキャン、アルコアなどが中国向けのアルミの増産態勢を整備しつつあり、アルミ向けソーダの需要拡大が必至のため値上げに踏み切ることにしたもの。 日本と1、2を争う対豪ソーダ輸出国のサウジやそれに続くシェアを持つカタールや台湾勢もおなじていどの価格是正を目指している模様。 |