2004年05月31日 |
PPフィルムの出荷、4月も両品種揃って前年超え |
OPPもCPPも食品包装用が高い伸び遂げる |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業連合会の集計によると、同連合会加盟のPPフィルムメーカーの4月の出荷数量はOPPもCPPもともに前年同月の実績を上回った。OPPは4.4%増、CPPは6.7%増である。 両品種揃っての前年同月超えは最近では3月に続いてこれが2度目。この結果、両品種トータルでは5.3%増となり、5ヶ月連続しての前年同月超えとなった。 4月の出荷実績で注目されるのは、最大消費分野の食品包装向けがOPPもCPPも最近ではめずらしい高率成長を遂げている点だ。前者は9.0%増、後者は4.4%増で、ともに昨年10月いらいの高い伸びとなっている。コンバータ各社が両フィルム各社の値上げに備えて前倒し注文に踏み切ったことが大きいのではないかと見られている。 こうした結果、今年1月から4月までの累計はOPPが2.0%増、CPPが3.0%増、合計が2.4%増となった。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0531pp.tif |