2004年05月31日
タカラバイオのDNA増幅装置、米フイッシャーが発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:タカラバイオ

 タカラバイオ(加藤郁之進社長)は31日、北米市場でPCR用DNA増幅装置「タカラPCRサーマルサイクラー ダイス」を、米国最大規模の研究用機器・試薬販売会社であるフィッシャー サイエンティフィック社を通じて、6月から販売開始すると発表した。同装置は、グラジエント機能を搭載した高性能、コンパクトな設計で、価格も低く抑えている。同社が自社ブラントの理化学機器を米国市場で販売するのは初めて。

 タカラバイオは、1988年に日本市場で最初にPCR用のDNA増幅装置(米パーキンエルマーシータス社製)を独占販売した。現在もPCR用酵素、キット等の販売では日本でトップシェアを維持している。日本国内では、昨年2月に「ダイス」の販売を開始。今後もDNA増幅装置のシェア拡大を目指す。 

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/0531takarabio.doc