2004年05月31日
日本板硝子、光触媒クリーニングガラスを住宅分野に展開
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:松下電工、日本板硝子

 日本板硝子(本社:大阪市中央区、出原洋三社長)は31日、2月に全国発売開始した光触媒クリーニングガラス「クリアテクトR」について、今後は多機能化が進む住宅用ガラス分野へも展開することにしたと発表した。

 「クリアテクトR」は現在、松下電工東京本社ビルや中部国際空港ターミナルビルなどのビルに採用されているが、住宅分野からの問い合わせが多いため、住宅用ガラス分野にも展開することにした。

 このためLow-Eガラス(低放射ガラス)を組み合わせた、遮熱高断熱複層ガラス「ペアマルチレイボーグR」に、「クリアテクトR」の持つセルフクリーニング機能を付加した多機能商品を10月の発売に向けて開発中。従来の省エネルギー効果、結露軽減効果に「クリアテクトR」の汚れ防止効果を付加することで、最近、大型化傾向にある住宅の窓回りや、エントランス吹き抜け部分など、清掃に手間のかかる部位にとくに有効だとしている。 

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/0531itagarasu.doc