2004年06月01日 |
エチレン製品の輸出入バランス、4月は出超規模が縮小 |
輸出が昨年8月に次ぐ低水準に、輸入は拡大 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省製造産業局が1日に集計したところによると、エチレンならびにエチレン系誘導品の4月のエチレン換算の総輸出量は16品目合計で17万3,300トン、総輸入量は13品目合計で3万7,300トンとなった。差し引き13万6,000トンの輸出超過である。 これらを前年同月に比較すると、輸出は9.2%減、輸入は15.6%増、出超量は13.7%減ということになる。 輸出は最近では昨年8月の17万600トンに次ぐ低水準。PSの26.9%減、PVCの26.0減、LDPEの20.6%減、EGの20.1%減--などが大きく影響している。一方の輸入の増加は、LDPEの29.0%増とエチレンの13.7%増に負うところが大きい。 これに伴う輸出比率は29.4%で、前年同月に比べると1.7ポイント下がった。輸入比率は8.3%で、1.2ポイント上がっている。 今年1月から4月までの累計は、輸出が76万4,800トン、輸入が13万400トンで差し引き63万4,400トンの出超となる。対前年同期比は輸出が0.6%増、輸入が4.6%増、出超量が0.2%減となる。 |