2004年06月03日 |
東洋スチレンも価格改定、21日からPS、特殊樹脂など |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:東洋スチレン |
東洋スチレンは3日、ポリスチレン樹脂及びポリスチレン難燃樹脂の価格改定を実施するため需要家筋との交渉に入ったと発表した。今月21日出荷分からの決着を目指している。 同社は、原油やナフサ、ベンゼンなどの原料価格が高騰しはじめた今年3月にも価格改定を実施したが、これらの原料価格は4月以降も値上がり傾向を強め、ナフサは今後キロリットル当たり33,000円水準に達する見通し。同社では、こうした大幅なコストアップは、自助努力の限界を超えたものだとして、価格体系の適正化を急ぐことにした。 一般ポリスチレンの新価格体系は、月間購入量が1,000トン以上の場合、GPグレードが1キログラム当たり130円、HIグレード140円、100トン以上の場合同145円、同160円、また10トン未満の場合はそれぞれ165円以上、185円以上などとなっている。 特殊品は、難燃グレード同220円、食品特殊容器グレード同210円など、グレードごとに新たな価格体系を設定し交渉に入っている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0603toyost.tif |