2004年06月04日 |
容リ法ベースのPETボトルの再商品化も引き続き順調 |
4月のリサイクル量は前年の5.2%増に |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:帝人、帝人化成 |
日本容器包装リサイクル協会の集計によると、容器包装リサイクル法に沿って同協会の委託先企業が4月に再商品化(リサイクル)したPETボトルの数量は9,066トンとなった。 前年同月の実績を5.2%上回っている。プラスチック製容器包装に比べると伸び率は低いが、これは市町村による使用済みPETボトルの分別回収活動が8年目に入り、拡大のスピードが鈍化してきたことによるものと見られる。 もっとも、今後は帝人化成グループやペットリバース社の化学分解法による"ボトルtoボトル"が急増する見通しもあるのでリサイクルの絶対量が再度拡大傾向をたどる可能性は十分にある。 使用済みPETボトルの4月における手法別リサイクル実績は以下の通り。かっこ内は前年比。 ▽繊維(ユニフォーム、カーペット等) 4,005トン(107.8%) ▽シート(卵パック、ブリスターパック等) 3,868トン(115.9%) ▽ボトル(洗剤用等) 878トン( 78.4%) ▽成形品(植木鉢等) 206トン( 88.8%) ▽その他 109トン( 69.0%) |