2004年06月14日

TEC、ブラジル向けエネルギー関連大型プロジェクトを追加受注

延べ500キロメートルのガスパイプラインと関連設備建設

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：東洋エンジニアリング

東洋エンジニアリング(TEC、 山田豊社長)は14日、ブラジル国営石油公社のペトロブラス社(Petroleo BrasileiroS.A. 本社:リオデジャネイロ)が、ブラジル北東部及び南東部で計画している、天然ガス輸送パイプライン網整備のための大規模プロジェクトの一部である、北東部のカトゥとピラー間のパイプライン延べ約500キロメートルを結ぶパイプライン建設工事を総額約400億円で受注したと発表した。2006年夏完工の予定。 　今回の受注で、同社は今後2年間にペトロブラス社向けに延べ1,300キロメートルに及ぶ天然ガスパイプライン及び関連設備を建設することになる。発電所向け等の天然ガス需要が急増している北東部では、ガスパイプライン網の整備が急務となっている。TECではこれまでの工事の実績や技術力が今回の追加受注につながったとしている。 【受注概要】 ◇客先:ブラジル国営石油公社(Petroleo Brasileiro S.A. ー PETROBRAS) ◇建設地:ブラジル北東部のカトゥ(Catu)とピラー(Pilar)間他2工区 ◇対象設備:ガスパイプライン(口径26インチ約450km、同14インチ約50km)及びメータリングステーション等の関連設備 ◇役務内容:基本設計以降の詳細設計、機器資材の調達、建設工事と試運転指導の一括請負 ◇契約金額:約400億円 ◇プロジェクトの完成:2006年第3四半期を予定 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0614toyoeng.pdf