2004年06月16日
プラ協、今年度もリサイクル技術開発を支援へ
500万円を用意、7月中にテーマを募集
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:プラスチック処理促進協会

 プラスチック処理促進協会は、今年度も一般の企業や個人、大学、研究機関や団体などの廃プラスチックのリサイクルとエネルギー回収等の技術開発を資金面で支援していくことになった。

 7月1日から31日まで技術開発テーマを募集する。対象技術は(1)マテリアルリサイクル技術の開発(2)再生品の用途開発(3)エネルギー回収技術の3種類。新規性、実用性、社会的受容性、実現可能性の4点を基準に選考する。開発期間は1年以内。支援額として500万円を準備している。2件を選考することになりそう。

 03年度は「塩ビ系廃プラを原料とする粉粒状活性炭の開発」と「使用済み塩ビ壁紙のマテリアルリサイクル技術の開発」の2つのテーマを選び、計480万円を支援した。