2001年11月09日 |
丸善石化、エチレン3号機「4年定修」認可受ける |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友化学、東燃化学、丸善石油化学、三井化学、三菱化学、経済産業省 |
丸善石油化学は、千葉工場(北地区)で操業中のエチレンプラント(3EP)について、経済産業省に定修周期4年の認定申請を行っていたが、8日付で大臣認可を得た。 同プラントは前回、2000年5月に定修を実施しているので、これにより次回の実施は2004年5月となった。 3EPはエチレン年産能力48万トン(非定修年52万5,000トン)だが、連続運転周期が2年から4年に延長されたため、実質的に生産能力は増えることになる。 同社は同工場内(南地区)に住友化学、三井化学と共同出資の京葉エチレンのエチレンプラント(定修年69万トン、非定修年76万8,000トン)をもち、あわせて操業しているが、京葉エチレンはすでに1998年秋から4年周期のロングラン運転に入っており、次回の定修は2002年秋の予定。今後は偶数年ごとに1プラントずつ定修を行えばよいことになる。 なお石油化学センターではほかに三井化学(千葉、大阪)、住友化学(千葉)、三菱化学(水島)、東燃化学(川崎)の各社が「4年定修」を実施中である。 |