2004年06月21日 |
荒川化学、中国にロジンと誘導体の製造・販売合弁会社設立 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:荒川化学、三井物産 |
荒川化学工業(本社:大阪市、末村長弘社長)は21日、中国にロジンとその誘導体などの関連製品を製造、販売する新会社「広西荒川化学工業有限公司」を現地資本などと共同で設立したと発表した。 同社はロジン(松脂)と関連化学製品(製紙用薬品、印刷インキ・塗料用樹脂、粘着・接着剤用樹脂、合成ゴム重合用乳化剤等)の製造・販売では、120年以上の歴史をもっているが、原料となるロジンは主に中国産のガムロジンを使用してきた。 このため、今後とも安定的にロジンを確保し、誘導体まで一貫生産することによって、生産の効率化と品質の向上を図ることにした。新会社は、中国広西梧州松脂股有限公司、三井物産両社との合弁により今月17日付で設立。来年中頃の完成をめどに中国広西壮族自治区梧州市外向型工業園区に年産45,000トン規模の工場を建設し操業開始する。 【広西荒川化学工業有限公司の概要】 (1) 商号 :広西荒川化学工業有限公司 (2) 代表者 :董事長・周比銓氏、董事総経理・三田久成氏 (3) 所在地 :中国広西壮族自治区梧州市外向型工業園区 (4) 設立 :平成16年6月17日 (5) 主な事業内容 :ロジンおよびロジン誘導体などの製造ならびに販売 (6) 生産能力 :約45,000トン/年 (7) 決算期 :12月31日 (8) 従業員数 :約150名 (9) 事業所 :本社・工場(梧州市) (10) 資本金 :1,200万米ドル (11)資本構成 : 荒川化学60%、中国広西梧州松脂股有限公司30%、三井物産10% ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0621arakawa.pdf |