2004年06月29日 |
石化用ナフサの5月の輸入価格、2万7,101円にアップ |
前年同月比3,001円高、前月に対しても262円上昇 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:財務省 |
財務省が29日に集計した5月の輸入通関速報によると、石油化学用ナフサの同月の総輸入数量は211万3,608キロリットル、総輸入金額は572億8,117万2,000円となった。1キロリットル当たりの加重平均CIF価格は、2万7,101円となる。 これらを前年同月の輸入通関確報に比較すると、総輸入数量は13.6%減、総輸入金額は2.8%減、平均単価は12.5%アップということになる。1キロリットル当たり3,001円の値上がりである。 前月の通関実績に対比すると、総輸入数量は13.8%減、総輸入金額は10.4%減、平均単価は3.9%(262円)高となる。 前年同月比が大幅な上昇となったのは、3月から4月にかけてのドル単位の契約価格が1年前を大きく上回ったため。為替レートは4.9円の円高となったが、ドル単位の価格の上昇率がはるかに高かったためさほどの円高効果とならなかった。前月比が小幅ながらアップしたのは、為替が5.1円の円安に振れたため。 |