2004年06月30日
三菱樹脂、設置面積の小さい角形開放式冷却塔を発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三菱樹脂

 三菱樹脂は30日、冷却塔のファン(送風機)の形状最適化と軽量化により、送風能力の向上、駆動部分への負荷軽減、運転時の音質改善を図り、設置面積の省スペース化を実現した、角形開放式冷却塔「ヒシクーリングタワーRiシリーズ」を開発したため、7月1日から発売すると発表した。

 ファンの形状をCAE解析などの設計技術によって最適化し、送風能力を向上させた。送風能力の向上により、ワンランク小さな径のファンでも従来と同等の送風能力があるため、冷却塔サイズのコンパクト化が実現した。設置面積は従来に比べて最大約15%省スペース化した。ファン重量は20%以上軽量化し、軸受やプーリへの負荷やVベルトの消耗を軽減するとともに、運転時の音質を改善した。3年後20億円の売上を見込む。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/0630mjushi.doc