2004年07月01日
鹿島石油、重油火災事故原因は「加熱炉」付着のコークス
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:鹿島石油

 鹿島石油は1日、4月21日に発生した第1重油脱硫装置加熱炉火災事故の原因と、再発防止に関する事故調査委員会の報告がまとまったと発表した。それによると、発災個所は加熱炉の加熱管で、内壁に付着したコーキングに原因があった。
 
 コーキングは2000年に除去作業し、2002年、2003年と検査を行ってきたが、今回の火災事故は、検査対象と異なる部位にコークスが蓄積していたため事前防止が出来なかった。今後は、コークス付着検査の範囲を広げるほか、定期的に除去作業を行う、などによって再発を防ぐ方針である。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/0701kasima.tif.TIF