2004年07月01日
タキロン、手軽に雨水が利用できる貯留タンク新発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:タキロン

 タキロン(大阪市中央区 森下 誠二社長)は1日、雨水を留めて利用する、雨水貯留タンク「雨音くん」シリーズに、より手軽に設置できる「雨音くんミニ(80リットル)」を追加し発売開始したと発表した。

 住宅の雨どいを利用して貯留した水は、ガーデニングや家庭菜園などへの散水、車の洗車に有効利用でき、環境対応型商品として人気を集めている。また、タンクの設置に対して、助成金を交付する自治体もあり、雨水等の有効利用が推進されている。

 「雨音くんミニ」はポリエチレン製で、タンク容量は80リットル。寸法は幅 800ミリ×奥行き 350ミリ×高さが415ミリと、低重心で安全性を考慮した大きさ。本体の左右どちら側からでも雨水が流入できる。

 同製品の発売で「雨音くん」シリーズは、80リットル・150リットル・200リットルと、3種類のタンク容量が揃ったことになる。製造は東京工場で行ない、「雨音くん」シリーズ全体で今年度1億円、3年後3億円を見込んでいる。

ニュースリリース参照
写真
http://www.chem-t.com/fax/images/0701takiron.jpg