2004年07月02日
藤沢薬品、セントコアとの「モノクロナール抗体」共同開発契約を解消
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:藤沢薬品

 藤沢薬品は2日、日本セントコアと共同開発してきたヒト・マウスキメラ型モノクロナール抗体製剤「アブシキシマブ」(一般名)について、今後同剤の開発に参画しないことで合意したと発表した。

 米国セントコア社が創製した「アブシキシマブ」は、米国、欧州などで1995 年から発売され、医療上のニーズを満たす薬剤として高い評価を得きた。日本では藤沢薬品が1996 年に米国セントコア社から国内における共同開発権及び独占的販売権を取得し、ハイリスクPTCA 施行患者における急性心虚血性合併症の抑制を対象に日本セントコアと共同開発してきた。

 藤沢薬品は今回の合意をうけて、米国セントコアと締結した開発・販売契約及び日本セントコアと締結した共同開発契約を、解消する。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/0702fujisawa.pdf