2001年11月08日 |
経産省、「産業競争力戦略会議」20日発足、委員に三浦三菱化学会長ら11氏決る |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:TDK、伊藤忠商事、東レ、トヨタ自動車、松下電器産業、三菱化学、三菱重工業、経済産業省 |
経済産業省は、わが国産業社会が活力を回復する方策を探るため、平沼経産大臣の私的懇談会として、新たに「産業競争力戦略会議」を発足させることを決めた。 世界経済のボーダレス化が進む中でわが国産業は欧米だけでなく中国を含むアジア諸国との国際競争もここへきて急速に激化しつつある。国内生産拠点の海外シフトも活発で、産業空洞化への影響も懸念されている。 こうした中でわが国が“世界のトップランナー”としての実力を維持し、活力をとり戻していくためにはわが国産業の国際競争力の回復が重要だとして戦略会議設置となった。 メンバーは三菱化学の三浦昭会長をはじめ鉄鋼、自動車、繊維、電気など各界代表11人で構成。20日同省会議室で第1回会合を開く。 主な議題として、わが国の事業環境、研究開発基盤強化のあり方、雇用や企業関連法制度、国際協力などをとりあげる予定。 会議メンバーは次の各氏。 奥田碩 トヨタ自動車会長 澤部肇 TDK社長 千早晃 新日本製繊社長 西岡喬 三菱重工業社長 西垣浩司 日本電気社長 丹羽宇一郎 伊藤忠商事社長 平井克彦 東レ社長 三浦昭 三菱化学会長 御手洗富士夫 キヤノン社長 森下洋一 松下電器産業会長 吉川洋 東京大学大学院経済学研究科教授 |