2001年11月08日 |
旭化成機能樹脂・コンパウンドカンパニーが「QS9000」を取得 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:旭化成 |
旭化成は,機能樹脂・コンパウンドカンパニーが国内大手樹脂メーカーでははじめて米国ビツグスリーの自主品質規格である「QS9000」を取得したと発表した。 品質を保証する国際規格には「ISO9000」シリーズがあるが、「QS9000」規格は、米国3大自動車メーカーへ納入する部品会社(TIER-1)に対して定められた自主規格で「ISO規格」をベースに上乗せ要求条項が細かく規定されている。 自動車のプラスッチク化がすすむにつれて米国では樹脂メーカー、コンパウンドメーカーは「QS9000」の認証取得に動いている。旭化成は国内樹脂メーカーとして初めて、この「QS9000」認証」を取得した。 同社機能樹脂・コンパウンドカンパニーは8月にナイロン66樹脂「レオナ」で取得したが、2002年3月にはポリアセタール樹脂「テナアツク」おとび変性PPE樹脂「ザイロン」での取得を目指している。 同カンパニーはタイ,米国,英国,仏国などに海外コンパウンド拠点をもち、アジア、アメリカ,欧洲の3極での樹脂、コンパウンド品供給体制を構築している。 |