2001年11月07日
10月のエチレン生産量は63万4,000トン
前年比は0.1%増、平均稼動率は95.6%に
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:経済産業省

 経済産業省製造産業局が7日にエチレンセンター11社の速報を集計したところによると、10月のエチレン生産量は63万4,000トンとなった。
 
 前月の実績を4.7%上回っている。ただし、前年同月に比較すると0.1%増にすぎず、おおむね横並び言える。定修による運休プラントは前月に続いてゼロである。平均操業率は95.6%で、前月より1.2ポイント上がっている。しかし前年同月に比べると、1.6ポイント低い。
 
 この結果、今年1月から10月までの累計は611万8,500トンとなった。前年同期に比較すると3.3%減ということになる。残る11月と12月の生産量がともに10月と同じ規模と仮定すると、今年の総生産量は738万6,500トンになる。その場合は前年の実績(前年比99%の761万3,200トン)を3%下回ることになる。