2004年07月26日
旭化成L&L、世界初の「緩衝材設計システム」開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:旭化成

旭化成ライフ&リビング( 東京都千代田区、能村義廣社長)は26日、精密部品などの輸送に用いる緩衝材設計を仮想空間上で行う世界初の緩衝材設計システム「パオスPAOSSシステム」を開発、今月28日から、同社WEBサイト(www.paoss.com)で公開するとともに、同システムのサービスを付加した高機能緩衝材の販売を開始すると発表した。

当社が開発したのは、3次元落下シミュレーションと自動最適設計システムによる最適緩衝設計システムで、「緩衝材設計期間の大幅短縮(従来技術の3分の1)」と「緩衝材の省資源設計」を実現した。

 同社は、現在販売中の高機能緩衝材に同システムのメリットを生かし、難易度の高い顧客要望に対応する、ソリューション提案型の販売促進活動を実施していく方針。2008年度売上100億円以上を目指す。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/0726L&L.doc