2004年07月27日 |
「国際化学オリンピック」武蔵高生が金メダル、全員入賞の快挙 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:昭和電工 |
ドイツ・キール市で開催された、高校生たちの「国際化学オリンピック」に、日本代表の4選手が好成績をあげた。武蔵高校2年の川崎瑛生(かわさき・あきお)君が初の金メダルを獲得したほか、残りの3人も銅メダルを獲得と出場者全員が入賞を果した。 同大会は今月19日から27日までキール市で開催された。化学オリンピックの名にふさわしく、世界61ヵ国から234人の高校生が参加する激戦。選手たちは期間中それぞれ5時間に及ぶ実験問題と筆記試験に挑戦した。 日本からの代表派遣は、昨年に続いて今回が2回目。日化協など化学4団体が「夢・化学21」キャンペーン事業の一環として派遣を決めた。4団体は毎年「全国高校化学グランプリ」を開催し、この中から代表選手を選ぶという仕組みを整えた。 昨年は、初参加ということもあって銅メダル1個、あとは敢闘賞だった。これがやや物足りなかったのか、今年は壮行会で日化協の大橋光夫会長(昭和電工社長)が「前回を上回る成績を期待している。参加する以上は結果が大事だ」とプレッシャー(?)をかけていたが、金1、銅3個という今回の成績は、こうした関係者の期待に見事に応えたものとなった。 【日本代表選手の成績】(敬称略) <金メダル> ◇川崎瑛生(私立武蔵高校2年・東京都) <銅メダル> ◇小倉貴広(私立栄光学園 3年・神奈川県) ◇神戸徹也(私立白陵高校3年・兵庫県) ◇増田光一郎(県立福岡高校3年・福岡県) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0727jcia.doc |