2004年07月29日 |
環境省、第7回エンドクリン国際シンポを12月に開催 |
会場は名古屋国際会議場、会期は15〜17日の3日間 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:環境省 |
環境省は今年12月15日から17日までの3日間、名古屋国際会議場で「第7回内分泌攪乱化学物質問題に関する国際シンポジウム」を開催する。 初日の15日が一般向けプログラム。16日と17日が専門家向けプログラム。うち一般向けプログラムでは、養老孟司氏が特別講演する予定。また、環境省が「環境ホルモン戦略計画SPEED'98」の改訂作業に関連した現在の取組み概要を報告する。さらには、環境基本法を視野に置いたパネルディスカッションも計画している。 一方の専門家向けプログラムは、専門家6人による合計6部門のセッションと名古屋大学生物機能開発研究センターによるスタディビジットとで構成される見通し。各セッションの内容(案)は以下の通り。 ▽セッション1=長濱嘉孝・自然科学研究機構教授「作用メカニズムなど基礎的研究、免疫系・神経系への影響について」。 ▽セッション2=井口泰泉・同機構教授「野生生物への影響、蓄積状況の把握等について」。 ▽セッション3=森千里・千葉大学教授「ヒトへの影響、胎児暴露等」。 ▽セッション4=田辺信介・愛媛大学教授「ヒトや生態系の暴露の現状と評価等」。 ▽セッション5=米元純三・国立環境研究所総合研究官「今後の展開すべき研究分野」。 ▽セッション6=中西準子・産業技術総合研究所センター長「内分泌攪乱化学物質のリスク評価の可能性と限界、リスク論等をもとにリスクコミュニケーションのあり方や課題を整理する」。 |