2004年08月02日

三井化学、機能性ポリマー「TPX」大幅増強へ

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：三井化学

三井化学は2日、機能性オレフィン系ポリマーのメチルペンテンポリマー「TPX」（商品名）の需要増大に対処するため、岩国大竹工場の生産能力を増強すると発表した。2005年7月の完成をめどに現有年産7,500トン設備を改造し、5,500トン増の同13,000トンに拡大する。 　「TPX」は、他のポリオレフィンに比べて融点が230℃と高く、透明性、離型性、耐薬品性などにも優れている。このためフレキシブルプリント基板用離型フィルム、LED（発光ダイオード）用樹脂型など情報電子関連を中心に幅広いに用途を持つが、このところ市場は急速に拡大している。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0802mitsui.pdf