2001年11月06日 |
三菱化学の子会社のダイアインスツルメンツ、新タイプ「露点計」発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱化学 |
三菱化学は6日、100%子会社のダイアインスツルメンツ社(本社、神奈川県茅ヶ崎市、島川勝之社長)が日本およびアジアで新タイプ露点計(ガス水分計)、『ゼントール露点計HTFシリーズ』の輸入販売を開始したと発表した。 露点計は、センサー部の結露状態により露点温度(結露する温度)を測り、気体中の水分量を測定する装置で、各種プラントや研究室など広い分野で使用されている。 同製品は米国内トップメーカーのゼントール社から輸入販売するが、ダイアインスツルメンツ社は従来から販売している液体や固体中の水分測定を行うカールフィッシャー水分測定装置とあわせて測定の応用範囲を広げたことになる。 新型の極薄膜酸化アルミ静電容量型センサーを搭載しており、従来の露点計と比較して最大600倍の高感度を実現、高速応答性、測定値の再現性、高耐久性などの特徴をもっている。初年度売上高1億円、3年後2億5,000万円を見込んでいる。 なお同製品は11月6~9日インテックス大阪で開催される「第18回科学機器展」、同27~30日東京ビッグサイトで開催される「第23回化学プラントショー」に出品・展示する予定。 |