2004年08月03日 |
三井化学、ディーゼル車の排ガス還元剤「高品位尿素水」販売 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三井化学 |
三井化学は3日、日産ディーゼル工業が今秋から新長期排ガス規制適合車として発売する、尿素SCR(Selective Catalytic Reduction)システムを搭載した大型トラックの排ガス還元剤用「高品位尿素水」の製造、販売を近く開始すると発表した。 商品名「AdBlue」(アドブルー)で、大阪工場内に年産20,000トンの製造設備が9月に完成、10月から販売開始する。07年度50億円の売上げを見込む。 わが国の自動車排ガス規制は年々強化され、とくに大型トラック等のディーゼル車の排ガス低減対策は、自動車メーカーにとって重要な課題となっている。排出ガス中に還元剤として尿素水を噴霧し反応させ、無害な窒素と水に分解する「尿素SCRシステム」は、新長期排出ガス規制に適合する窒素酸化物(NOx)低減技術の一つとして注目されている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0804mitsui.pdf |