2004年08月04日
日本ポリエチ・日本ポリプロ両社、7月から減産実施
原料価格の高騰で「採算見合い」の出荷徹底
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:日本ポリエチレン、日本ポリプロ

日本ポリエチレン、日本ポリプロの両社(ともに社長は高下悦二郎氏)は3日、それぞれ7月からポリエチレンとポリプロピレンの減産を実施したと発表した。

両社は、原料価格が高騰を続ける中、これまで2度にわたって価格修正を行っってきたが、原料の国際市況はなお上昇を続け、コスト的にはなお厳しい状況が続いている。このため当分の間、「採算見合い」を前提にした出荷体制に徹することにしたもので、減産幅は両樹脂ともに6〜7%、数量ベースで月5,000トン以上になるとしている。

ニュースリリース参照
●日本ポリエチレン
http://www.chem-t.com/fax/images/0804poe.doc

●日本ポリプロ
http://www.chem-t.com/fax/images/0804popro.doc